幾何平均と幾何標準偏差の求め方

作業環境測定士・第2種共通科目

前述

計算の方法だけをみたい方は、少し飛ばして下へお願いします

作業環境測定士 登録講習 第2種共通科目

受講に申し込むと、お知らせとともにこんな感じの紙が同封されてくる

要は関数電卓で幾何平均と幾何標準偏差を練習しとけ

という内容になっている

私が受講するまでの道のりは

4年制の文系大学卒業→第1種放射線取扱主任者(取得)→施設にて主任者指名→

作業環境測定士第2種共通科目の試験(免除)→登録講習

という流れで、大した計算はほとんどできない状態

「(1)加減乗除」:問題なし

「(2)自乗・平方根」:たぶん問題なし

「(3)の対数と真数」:わからない

「(4)の幾何平均と幾何標準偏差」:わからない

求め方とに式が書いてあるけど、全くわからない

裏面に練習問題と関数電卓の操作メモが書けるようになっている

とりあえず自分なりに調べたり考えたりして解いてみたので参考になれば幸いである

関数電卓

関数電卓によって操作が違うので、ここから先は参考になれば見てみてほしい

関数電卓の説明書と理系の友人に頼りながら、何とかキー操作を作成した
 

ちなみに私が使用している関数電卓は『CASIO fx-JP500』

わりかし字も細かく出るので気入っている

解き方と操作

求め方を①~⑦の手順で分けてみた

「」が押すボタン

問題番号2をやってみる

ここから計算方法

 ①統計計算モードにする

キー操作のメモは1~2

onの左隣の「MENU」を押して

・「4:統計計算」を選択

・「1:1変数統計」を選択すると

写真のようにデータを入力する画面になる

 ②統計計算用メモリをクリアする

メモは3

この関数電卓はMENU画面に戻ると、統計メモリがクリアされるようだ

 ③データX₁の常用対数を統計データとして入力する

メモは9

常用対数を入力しなければならない

  • 「log」を押して
  • 「10」を入力
  • 「=」を押すとデータとして入力される

これを「20」と「30」も同様に入力してやると、下の写真のようになる

 ⑤データの個数nを確認する ←確認しなくてもいいかもしれない

メモは10

  • 左上の方にある「OPTN」を押す
  • 「3:1変数統計計算一覧」を選択する

「↓」に行くと

n =3とある

nが入力したデータの個数

「AC」を押すと戻れる

image

 ⑥平均値を呼び出し、真数に変換して幾何平均とする

まずは入力したデータの平均値を求める

メモは11

  • 「AC」を押して、右下に統計計算 1変数計算とだけ書かれている画面に戻る
  • 「OPTN」を押す
  • 「↓」で1つ↓にスクロールする 

  ※下の写真を参照

  • 「2:平均/分散・・・」を選択する
  • 「1:x (上に横棒)」の平均を選択する
  • 「=」を押す

x(上に横棒)が平均を表していて、下の写真のようになる

次にこの平均値を真数に変換する

メモは12

  • 左上の「SHIFT」を押す
  • 「log」を押す(10■を選択)

  ※茶色のSHIFTを押すと各ボタン左上の茶色表示を選択したことになる

  • 「ANS」を押す

 (先ほどの平均値の答えを入力している)

  • 「=」を押す

ここまでが幾何平均で

桁を合わせると問題番号2の幾何平均と合う

 ⑦標準偏差を呼び出し、真数に変換して幾何標準偏差とする

幾何平均をそのまま続ける

メモは13

  • 「OPTN」+「↓」+「2」で

先ほどの「2:平均/分散・・・」の画面に行く

  • 「5:sx」を選択
  • 「=」を押す

sxが標準偏差を表す

下の写真が入力したデータの標準偏差

これも同様に真数に変換する

メモは14

  • 「SHIFT」+「log」で「10■」を入力
  • 「ANS」を押す
  • 「=」を押す

ここまでが幾何標準偏差

自分が忘れないために書いたが、もし他に受ける方に少しでも手助けになれば良き

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